Morning Kyoto ART SHOP

マツモトヨーコ Matsumoto Yoko 1990


忙しかった頃。ココに流れるじかんがうらやましかった
彼女の作品には「ゆらぎ」が感じられる

マツモトヨーコ Matsumoto Yoko 1988


当時、4人の仲間とMacDTPの会社を設立しようとしていた時期

展覧会へ行くと四つの椅子の絵が
情況にぴったりで即決

結局、投資と分配の法則が定まらす、事業プランは、お流れに

あれから20年、Macじしんのインターフェイスはそんなに進歩しなかったけど
印刷物制作、広告制作の現場環境は一変
その変革スピードは、当時の事業計画をはるかに上回っていた

あの時、踏み出さなかった一歩がどこに連れて行ってくれたか
今は、もうわからない

美崎慶一 Misaki keiichi 2006



(「Concrete 2006」展・同時代ギャラリー/京都三条)

スケッチブックを抱えて冬の動物園へ、仲間といっしょに
陽射しが暖かそうだ

絵描きのシアワセなじかん

プラスチッキーな造作物に包まれて
低い太陽が眩しい

木製テーブルがアルミに変わっても
水筒がペットボトルに変わっても
ゴミ箱が分別方式になっても
日曜日でも水曜日でも

鳩は餌を求めて歩き続ける
日向に陰に、朝も昼も夕方も

無心に
無防備
視線を下に向け、キョロキョロと

画面を横切ってゆく