制作から時間を経て独特のニオイはしない。でも確実にギャラリーCOCOのマップケースのニオイがしてくる。多くの作家達が柴谷さんに作品をゆだねていた。当時すでにamericanexpressのカードが使えた画廊。ドアのヨコに張ってあったブルーのシール。少し小さめの作品はボストンバッグの書類ケースに挟み込まれて「西洋」へ持ち出された
「むかしの都ホテルのお客さんは上等やった」近所の喫茶店のオーナーが言う
英語が上手だった柴谷さんが作家達に求めた「売れるもの」の意味が少し見えたような気がする。この大山さんの作品も、そんなお眼鏡にかなった一品
「a dry day」 18/20 エッチング
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