Morning Kyoto ART SHOP

田中奈津子 Tanaka Natsuko 「海のプレゼント」

「プレゼント・スピリット」2009年12月の田中奈津子の新作」「海のプレゼント」
めでたさ一杯、鯛のカップル。正月が近い

14700円

マツモトヨーコ「京都おみやげマッチ箱」2009年 ¥350

京都を歩き回るのが大好きなマツモトヨーコさんが描く洛中の風物詩
表10景、裏5景の組み合わせ。
カラーコピー仕上げ、直筆のサイン入り

ひと箱350円、外国の方へのクリスマスプレゼントにいかがですか 

完売しました。ありがとうございました。

成山亜衣「女には固いモノを」Nariyama Ai

「気持ちの奥にあるもの」
テーマに沿って描かれたモノのも、やはり、NARIYAMAワールドがしみ通る
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早起きの彼女は、朝の光りの中で絵を描く


小品:女には固いモノを 18×14cm 

彼女自身が「おつゆ描き」と呼ぶ手法が生き物の表皮に生命観を流し込む

濱野裕理「あのときあっていまにないもの」Hamano Yuri


下地を作る。そこに、あるときイメージが浮き上がってくる


その一瞬の出来事が、写しとられる


「あのときあっていまにないもの」
150x210mm パネルにアクリル、ラッカー塗料 

岡林真由子 Okabayashi Mayuko 2009 「少しだけ待つ」

ギャラリーモーニング企画展。「気持ちの奥にあるもの」

テーマに基づいての作画

いろんな寄り道をしながら老境になって至る、そんな達観の筆運び、、、と見る人もいる

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小さいけれど、無数の物語が交差する

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●岡林真由子

「少しだけ待つ」22.0×27.3cm 売却済み


「リビングにアートを」ギャラリーモーニング

河崎ひろみ 「あらゆるものと小さなひとつのために」2009 D16


小さな作品
小さなデッドストックの額に入ってる

黄色がきわだつ

11x11cm
紙に油彩、鉛筆、色鉛筆

机の前に立てておきたい作品
●sold

ギャラリーモーニングの出来事・晩秋

12月3日から新しい企画展が始まります。

●Present Spirit 2009年12月3日(木)〜23日(水)

その1
「気持ちの奥にあるもの」 
出品者:上村亮太 岡林真由子 田中奈津子 成山亜衣 濱野裕理
http://gallerymorningkyoto.com/diary/pg136.html

その2
「今の気持ち、贈る思い」ーーありがとうの気持ちを伝えるものーー
出品作家:篠原勝之、マツモトヨーコ、河崎ひろみ、吉原英里、大山幸子、美崎慶一、
栗田咲子、西村公一、上田三佳、境泰子、茶之木絵理

ドローイングや版画を中心に展示しています。
http://gallerymorningkyoto.com/diary/2009PresentSpirit.html


紅葉の名残が残る京都散策のおりは、ぜひギャラリーモーニングへ

プカプカ 美崎慶一作品 Misaki Keiichi Japan modern art

夏の思い出。須磨の浜辺を思いうかべてしまう。

浮き輪につかまって太陽を浴びた頃の安心
力を抜いて波にまかせて
空を見ると夏の雲が流れて

美崎慶一さんは、岡本で育って、西宮に住んでいる。記憶の中の風景と浮き輪につかまっていた頃のカンカク

じかんが交わって、プカプカ、みさきワールド
「プカプカ」(2008)acrylic on canvas
F4  34×24㎝

「イチゴショート」美崎慶一 Misaki Keiichi Modern art of Japan

その風景が絵になるか、ならないか
画家は、そんなふうに生活の一場面を見ているモノなのかも知れない

ケーキをいただく前の、ワクワクしながら緊張するシールはがし
その一瞬が23cm四方に納められている

「ケーキはわたしが」と美崎さん

美崎慶一「木のポーズ」「須磨浦公園」「通り抜け」ヨガ、犬、スズメ 

美崎慶一氏の小品。ギャラリーモーニングの展示より。

「かんがえてないけど、かんじているのだと、ほほえましいと」

風景がちょっと違ってフツウに見えるってどうゆうことだろう
それを伝える力を持つ筆先
小さなキャンバスの上を走っている

緑が映える、美崎さんの小さな作品3点

「木のポーズ」●sold

Misaki Keiichi 美崎慶一展 2009 「むくどり」 F100 ギャラリーモーニングの展示


美崎慶一作品 キャンバスに油彩、塗料

西宮の山手から人間の制作物が引き算され、むくどりが舞う

どっちを描きたいんですか

「線からです。背景が育ってきました」

完成形は一緒に浮かぶんですか

「そうでもないかもしれませんが、なんとなくは完成が浮かんでいます。間を開けたりしますから、計画的です」

F100 

「カモメ」美崎慶一作品Misaki keiichi F5 ギャラリーモーニングのお薦め 現代美術をリビング空間に

リビングルームに浜辺がやってきます



美崎慶一さんの小さな作品
左右35cm リビングルームに似合います

●売約済み


「バルコニー」美崎慶一 2009 Misaki Keiichi



画廊のホワイトキューブの中に連れ込むと、どこまでがキャンバスなのか分からなくなる

建物の白い壁に空いた、窓
頭の中で植物が色づく


バルコニーは近所の古い建物です
午前中かなー」


バルコニー
F20 

Misaki Keiichi 美崎慶一展 2009 「たこフェリー」 M80

動物や植物は崩してもだーいぶと分かるんですけど」
淡路に行くたこフェリーですね。
「人工物は崩すと分からなくなります、だから、ふつーに近い表現になります」

80号の絵
浜辺では親子が戯れ、二人が話している

廃止か存続か、現実の世界で揺れる「たこフェリー」、美崎さんの絵の中で、ホンモノのたこにもどりたがっているようだ

舞子浜、地元の人なら引き算してある橋が見えるのかも知れない

ヨコ145cm、タテ90cm


美崎慶一展 2009 「after the harvest」 F100 Misaki Keiichi

稲刈りの後にスズメがむらがっている。すずめはドローイング、線で表現されている
ケータイを見つめる女性。彼女は別のコミュニケーションの中にいる

入れ子のような、重なり合うじかんが流れて

いいお天気の一日が過ぎ去ってゆく。スズメ?

「ウチの庭にもスズメがやってきます」
「なぜか分からない、なぜでしょう」

具象的風景の中を飛ぶ「線」描き手の世界に「言葉」分け入るのは、なかなかかなわない

じぶんの目で見える世界を一つにしてみること
それが美崎さんの絵を楽しむポイント

ちょっと、右脳の力も借りつつ



F100 
リビングにお気に入りの絵画を

美崎慶一展、misakikeiichi 2009 ジョギング

フランス、ブローニュの森の大きな池。フランス人は都心からここまで車でやって来て走る。
きれいなグリーンと広がる水面。もう一つのレイヤーに走る人々。

かつて印象派の画家達はスモッグに煙るパリを離れバルビゾンの森に住んだ。しっかり酸素が必要な現代の走り手達も排気ガスの多い石畳の道から離れて走るのだ

遠景と近景
一つの時間ともうひとつのじかん

美崎慶一さんは
「日常のフツーの絵を描きたい」と言われる
「じぶんのなかではつくっていない」と
けど

重ねられたレイヤーに現れるのは美崎流のフツー
見る方はただ佇んでいるだけではなく、頭を使って追走する


そして、そのじかんに巻き込まれてしまうと
美崎さんの世界から離れられなくなる

OYAMA YUKIKO 大山幸子 「The May Blossom」

Themayblossomoyama

大山幸子の旧作

1985年のフォトエッチング 
「The May Blossom」 3/20  ¥10,500(シート・税込み)
10cm X 15cm
●sold


書斎の壁に似合う作品。一色刷りならではの色調が呼吸を落ち着かせる

銅版画 大山幸子 A DryDay

制作から時間を経て独特のニオイはしない。でも確実にギャラリーCOCOのマップケースのニオイがしてくる。多くの作家達が柴谷さんに作品をゆだねていた。当時すでにamericanexpressのカードが使えた画廊。ドアのヨコに張ってあったブルーのシール。少し小さめの作品はボストンバッグの書類ケースに挟み込まれて「西洋」へ持ち出された

「むかしの都ホテルのお客さんは上等やった」近所の喫茶店のオーナーが言う

英語が上手だった柴谷さんが作家達に求めた「売れるもの」の意味が少し見えたような気がする。この大山さんの作品も、そんなお眼鏡にかなった一品

「a dry day」 18/20 エッチング
18cm X 12cm 

大山幸子Oyama Yukiko「Table」1984 エッチング


久々に大山幸子さんの旧作を見た。小さな作品、しかし記憶に張り浮いている銅版画のイメージが蘇る。最近の学生達はこんなに小さな世界に一つのイメージをまとめきれるのだろうか?
 18cm X 10cm

ふと、思う。個性ある若い人たちの小さな画面に思いを封じ込めた作品を見てみたいと。

正法眼蔵、バガヴァッド・ギーターにまみれながら宗教とは? オウムとは? 人を殺す動機とは? とじぶんに問いかける「太陽を曳く馬」の主人公、合田雄一郎が重なってくる

「Table」 /AP  エッチング ¥14,700(税込み)


¥17,500(黒縁額装・税込み)
(椅子に置いて撮影)

Yosihara Eri 吉原英里 浜口陽三生誕100年記念銅版画大賞・入選

浜口陽三生誕100年記念銅版画大賞において、
吉原英里さんの作品が入賞。
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション(東京日本橋)で
世界中から選ばれた銅版画の展覧会が開催中です。

※終了いたしました。

akamatsu tamame 1987 赤松玉女


1987年、結婚祝いにと玉女さんからいただいた作品。
gallery morning「Yesterdays アートポストカードの展覧会」(2009/8/25〜)
にてお披露目中。
当時の展覧会案内状などとともに。
(終了いたしました)

吉原英里(Yoshihara Eri)の絵日記「ノートの上の出来事」

おはぐろトンボが庭に現れる。いつものお盆の出来事。ちいさな命がはかなく移動を繰り返す。太陽との角度で羽根は透け、重なり、パタパタとコマ送り。シッポは瑪瑙に翡翠にブルーからグリーンへ輝きを変える。

土の上、生命の土台。枯れ葉を枝をまるむしが食べこなし、ミミズがより土に近付ける。働きをおえたまるむしやミミズは蟻たちに運ばれてゆく。土の上はいまも大自然界。

吉原英里の新作には、昆虫が登場する。蟻にトンボにカミキリムシ。今までにないモチーフだ
動くものがとらえられている。子供の頃にはじかんを忘れて見続けていた。でも、とっくにそんなことは忘れていて、アスファルトとコンクリートのなかでコーヒーを飲みマクドを食べ。

アリンコが連なって七つ六

葉っぱの影を進んでく。いったい何を思うのやらと思っていると思い出すのはまじめな蟻の働く物語。いっしょうけんめい、いっしょうけんめい。夏の絵日記が蘇る。画廊の玄関に行き来するありんこを見つけ、その方向をじっくりと見てしまう。
静物から動くモノへ、視点はうごくものの物語へ角度を変えた。

その、出来事は「ノートの上の出来事」と名付けられた

ひとは、無限にあるもののなかから、対象をとられることができる。
アーティストはそれを自分のモノとして産み直す。個性をさらに煮詰めながら不要なモノを引き算して、じぶんの表現に染め上げる。

モノトーンなカラーと昆虫のアナロジー。シンプルだけど味わい深い

河崎ひろみkawasaki hiromi   seed 漂う


「seed 漂う」 3/10 2006年
33.5×50㎝ 銅版画(Copperplate engraving、Drypoint)

河崎ひろみ kawasaki hiromi seed 連なる


目に見えるもの 見えないもの ぜんぶ 
今日見えていても 明日は見えないもの ぜんぶ

「seed 連なる」 3/10 2006年
33.5×50㎝ 銅版画(ドライポイント)


河崎ひろみ kawasaki hiromi あらゆるものと小さなひとつのために05-P2


「あらゆるものと小さなひとつのために」(05-P2)2005年 
●3/30
銅版画 13×14.5㎝

マツモトヨーコ(版画)Matsumoto Yoko 昨日のこと


「昨日のこと」 10/10  2006年
リトグラフ 作品サイズ 16.5×21㎝

作品のみ ¥37,800(税別)

マツモトヨーコ(版画)小さな仕事


「小さな仕事」(●2/7  7/7) 
リトグラフ・シート 10×14㎝
¥20,000(税別・作品のみ)

マツモトヨーコ(版画)夏のはじまり


「夏のはじまり」7/7 2009年
リトグラフ・シート 30.5×43㎝
¥50,000(税別・作品のみ)

マツモトヨーコ(版画)朝


「朝」 6/6 2005年
リトグラフ 21.5×29㎝
¥35,000(作品のみ・税別)

マツモトヨーコ(版画)Private room


「Private room」7/7 2008年
リトグラフ ¥40,000(作品のみ・税別)

マツモトヨーコ(版画)あかりのしたで



「あかりのしたで」 2/7●  2004年
¥40,000(作品のみ・税別)
¥49,400(木地・大衣サイズ額装した場合の目安)

ヨーコさんは照かり好き、と聞いたことがあります。
そう思ってみると、いろんなタイプの照明が
作品のなかに登場します。

吉原英里 Yoshihara Eri「ノートの上の出来事C」


●sold
12×15cm 
エッチング・手彩色

画面ではわかりにくいけれど、よくみると
尻尾のなかほどにブルーの手彩色。

吉原英里 Yoshihara Eri「夏の影ーひまわり1」


「夏の影ーひまわり1」 (14/30)
エッチング+ラミネート /etching+laminate,paper
36.5×30cm 
シート ¥35,000(税別)
額装 +7,200(黒アルミフレームの場合)

吉原英里 Yoshihara Eri「kensington」2009年新作


エッチング+ラミネート/etching+laminate,paper
36.5×30cm 


吉原英里 Yoshihara Eri「ミロの椅子・月」2009年新作


「ミロの椅子・月」(「Miro's chair ・ Moon」)
エッチング+ラミネート/etching,laminate,japanese paper
45×60cm 





吉原英里「ミロの椅子・太陽」2009年新作



ミロの椅子イス太陽 タイヨウ 2009年   45×60

 ¥59,000 (with frame /額入)


協賛:古道具屋 MASA (市瀬政義氏)

木鉢  1880年 明治(山形) 木/不明
天井板  1860年 明治(新潟) 木/栗
まな板(餅板)  1860年 明治(新潟) 木(朽)

幸せの黄色「桜と椿のその」2006年作品。栗田咲子 kurita sakiko



栗田咲子さん、来年の中之島、国立国際美術館「絵画の庭」
(2010年1月16日から4月4日/終了)に選抜されました。

112.1×145.5 キャンバスに油彩

2009年注目の栗田咲子新作「御殿の外」gallerymorningkyoto



gallerymorningkyotoオープニング企画「install」展

「御殿の外」
oil on canvas
91×91/S30

蓮の絵、安井寿磨子Yasui Sumako「版画旅行展」の風景


白い真昼 11/30  32×84㎝
額装共(53.5×105㎝) 
エッチング+手彩色


木作業台 1890年 明治(福島) 木/栗

「針路」茶之木絵里 Chanoki Eri 版画旅行展



茶之木絵里 針路(リトグラフ)2009年 42.3×61.8
シートと額 37500円
※販売済み

神戸の海からの発想
船とクジラが一体化
未来への推進力


略歴→gallerymorningkyoto

Seed連作。2009年新作。かわりゆく小さな世界


一つのモノはひとつのもうひとつを意識して

求めたり、離れたり、関係性のある一つの世界で生きている

「ここにいるよ」

よく見るといくつものメッセージが聞こえてくる


「seed・変わりゆくもの」 2009年
9.7×13  木版凹版
●1/10 ●2/10

河崎ひろみ Seed・連なる黒いまる



小さな動き、小さな音、目を見はり、耳を澄まし

2009年新作
「seed・連なる黒いまる」
木版 12×14.5 
●1/10  ●2/10 

河崎ひろみ kawasaki hiromi あらゆるものと小さなひとつのために05-P3


ふかーいところ、熊野の森のハッパの下や体の中の毛細血管の先の
そんなところにある命のことを
感じてしまう

熊楠の顕微鏡のなか、乾ききる一歩手前の粘菌のこと


「あらゆるものと小さなひとつのために」(05-P3) 2005年
11×8.5 木版 
●6/30

「版画旅行」吉原英里「夏の影‐ユリ」



夏の影‐ユリ (11/30) 2008  12×15




まな板(餅板) 1860年 明治(新潟)木(朽)古道具MASA